2025年6月06日
「筋トレを始めたはいいけど、何を優先すべきか分からない」「とりあえずプロテインを飲んでるけど効果が実感できない」──そんな声をよく聞きます。
実は、筋トレにも“優先順位”があります。そして、それを図式化したものが「筋トレのピラミッド(The Muscle and Strength Training Pyramid)」です。これは、限られた時間で最大の成果を出すための戦略的フレームワーク。まさに、成果主義のビジネスマンと相性抜群です。
筋トレのピラミッドは、アメリカの著名なトレーナー・エリック・ヘルムズ(Eric Helms)氏によって提唱された理論。トレーニングの成果に影響を与える要素を「重要度順」にピラミッド形式で表しています。
下層にあるほど重要で、上層にいくほど優先度は下がります。つまり、「いきなりサプリに手を出すより、まずは下から整えよ」という考え方です。
トレーニングの基本は「どれだけ体に刺激を与えられるか」。
筋肉を成長させるには週あたりの総トレーニング量(セット×回数×重量)が最重要。
忙しい人でも、週2〜3回、全身トレを15分ずつ行うだけで違いが出ます。
トレーニングで扱う重量や負荷のレベル。
適切な重さで筋肉を限界まで追い込むことが重要。
たとえば「10回ギリギリ上がる重さ」を選ぶだけで効果が跳ね上がります。
ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなどの「コンパウンド種目」が中心。
忙しい人ほど「複数の筋肉を同時に鍛える種目」で効率化を。
補助種目はその後でOK。
正しいフォームがケガを防ぎ、効果を高める。
セット間の休憩時間(60秒〜2分)も成果に影響。
ビジネスマンなら「集中力のトレーニング」にもなる。
種目の順番、メニューのローテーション。
「飽きない」「怪我を防ぐ」ための工夫。
例:週ごとに種目を微調整するだけでもモチベーション維持に◎。
最も優先度は低い。
プロテインやBCAAなどは「整った土台があってこそ」活きる。
まずは睡眠・栄養・トレーニングの土台が前提。
限られた時間で成果を出すための「優先順位」が明確。無駄な努力を省き、短時間で最大限のリターンを得られます。
トレーニングも仕事も「土台」がすべて。数字(ボリューム)、プロセス(フォーム)、結果(筋肥大)という構造は、ビジネスのPDCAと通じる部分が多い。
食事、睡眠、ストレス管理が自然と向上。これは、レジリエンス(精神的回復力)を高めるベースにもなります。
いきなりサプリに頼るのは逆効果
→ ピラミッドの一番上。下の層が整っていないと意味なし。
毎日ジムに行く必要はない
→ 週2〜3回でも、正しい優先順位で取り組めば十分。
体重より「扱える重量」や「フォームの質」が重要
→ 成果は見た目だけでなく、内面の変化にも現れます。
筋トレのピラミッドは、ただの筋トレ理論ではありません。
それは「リソースが限られた中で、最大の成果を出す」というビジネス思考そのものです。
だからこそ、忙しいビジネスマンにこそ筋トレを──。
そして、筋トレを「時間の浪費」ではなく、「自己投資」に変えるために、このピラミッドを武器にしてください。

(40代 男性 会社役員)
お酒も飲みながら4ヶ月で体重が4〜5kg減少
マッサージ行かなきゃ行けないくらいの肩周りの辛さが無くなった
体脂肪が減少した
以前と比べて油物を欲しなくなって、食べなくなった
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