2023年4月05日
こんにちは!
ganbaru gym(ガンバルジム)の太田です!
本日は「良く噛んで食べないことのデメリット」についてお話していきます!
良く噛んで食べる
これは誰もが小さい時からなんとなく聞いてきたフレーズだと思います。
ですが実際にどのくらいの人がそれを実践出来ているのか、またなぜ良く噛んで食べた方が良いのか。
今回は主にこれらのことについて深掘りしてお話させて頂きます。
そもそも戦前の日本人であれば、1回の食事で約1400回の咀嚼回数だったと言われています。
しかし戦後には約600回と半分以下に減っていることが分かります。
また1回の食事にかける時間は約20分から約10分と、食事時間に関しても約半分になっていることが分かります。
理由としてはそもそも食生活の欧米化などで、咀嚼しなくても食べることの出来る食材が増えたことが要因の一つとしてあげられるかと思います。
例えば精製度の高い小麦で出来た、麺類などが代表例です。
世の中の風潮的に、
柔らかいもの=美味しい
という概念を見かける場面も個人的には増えたと感じます。
①内臓に負担を掛けてしまう
ここが最も大きいデメリットだと個人的には感じています。
食べ物はそもそも口に入ったら消化が終わるわけではなく、消化吸収を終えるまでのプロセスが重要です。
どれだけ細かくした状態でお腹の中に届けられるかということが、栄養をしっかり吸収出来るかどうかの鍵を握っています。
つまりなるべく口の中に入って来た第一関門で、どれだけ食材を細かく出来るかのみ自分自身ではコントロール可能ということです。
そこの過程を疎かにしてしまうと、被害を受けてしまうのは自分自身の内臓ということになってしまいます。
②満腹感が得づらくなってしまう
ここは身体作りやダイエットをしている方は特に重要になる部分ですが、
人間は咀嚼することによって、脳からレプチンと呼ばれる満腹ホルモンを分泌します。
それを良く噛まずに飲み込んでしまうことで、レプチンが適切に分泌されずに「つい食べ過ぎてしまう」その結果オーバーカロリーになるということを招いてしまいます。
またレプチンは食べ始めてから約20分を経過すると分泌が始まるとも言われています。
皆様もゆっくり話をしながら食事をしていたら、いつもよりも満腹感や満足感が増して、意外と食べられなかった経験があるのではないでしょうか?
普段の食事から意識して良く噛むことを意識して食べることが出来る方は、すぐに実践して頂きたいです。
しかし慣れていない方の場合、中々習慣に落とし込むことが難しいかと思います。
そんな人にオススメのアクションは、そもそも良く噛まないと食べることの出来ないものを取り入れる。
こちらになります。
具体的には玄米や野菜、ナッツなどの種子類や穀物を中心とした、噛まざるを得ない食材を追加してみて下さい。
そうすることで自然と咀嚼回数が増える環境設計をすることが出来ます。
特に玄米を食べるとそのまま便として出てきた経験のある方は、消化吸収が出来ていない、身体に合わない食材だったということも考えられますが、ほとんどの場合は良く噛んで飲み込んでいないということになります。
そうすると上手くエネルギーとして変換することが出来ないので、ダイエットや減量中の方は、さらに空腹感が強くなってしまうということに繋がりかねません。
今回は「良く噛んで食べること」ついてお話させて頂きました。
特に早食いが習慣になっている方、満腹感が中々得づらくつい食べ過ぎてしまう方に届けられたら幸いです。
良く噛む習慣がそもそも無い方に、「良く噛んで」と声掛けしてもそれは中々難しい要望です。
それなら「噛まないと飲み込めない」という環境設計を作るというところにアプローチ出来れば、自然と良い循環を作り出せるのではないでしょうか。
今後も筋トレ×健康の分野で、知っているだけで役立つ情報をお届けしたいと思っています。
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