2023年7月28日
こんにちは!
ganbaru gym(ガンバルジム)東日本橋です!
本日は「現代の休養の新常識」についてお話していきます!
運動、栄養、休養の3つの循環を上手く回せている状態を「健康」と定義しています。
そういった前提がある中で、必ず誰もが必要にも関わらず、疎かにされがちなものが休養、すなわち「睡眠」です。
世界の50カ国以上の平均睡眠時間を調査した研究では、日本は6時間18分で最下位となっています。
最も睡眠時間が長いとされるニュージーランドでは、7時間40分となっており、日本と比べると約1時間半もの差があることが分かっています。
また国民一人当たりのGDPと睡眠時間は比例関係にあると言われており、睡眠時間を削って遊んだり働くという考え方自体が、世界各国のスタンダードと比べるとズレが生じているようです。
寝起きがあまり良くなかったり、日中の活動時間に眠くなることなどを含めたパフォーマンス低下が招く、寝不足による経済損失は約18兆円とも言われています。
ちなみに誰もが一度は経験したことがある、日中やふとした時に感じる眠気は、国際標準では「異常」とも言われているくらい、当たり前のことではないという認識を持っていただきたいと思います。
睡眠は量と質の観点から測ることが出来ると言われており、そもそもの大前提は量とされているので、質よりもまずは量を確保することが重要になってきます。
ただ平日はどうしても仕事が忙しく、十分な睡眠時間が確保出来ない場合もあるかと思います。
そういった場合に意識して頂きたいのが、「ソーシャルジェットラグ」になります。
簡単に説明すると、睡眠時間の中央時刻にズレが生じてしまっている状況をソーシャルジェットラグと呼びます。
ジェットラグは日本語で時差ボケのことを指しますが、それにソーシャルが付いているので、直訳すると社会的な時差ボケということです。
中央時刻というのは、平日に午前0時から午前6時まで眠る人の場合の中央時刻は3時となり、休日に午前0時から午後12時まで眠る人の中央時刻は6時になります。
この2つのパターンの睡眠を比べた場合、平日と休日で3時間もの中央時刻の差があり、その差が生じていることをソーシャルジェットラグがあると言います。
慢性的な睡眠不足が続くよりは、休日に睡眠時間を増やして睡眠負債を返した方が良いと言われていますが、なるべくこのソーシャルジェットラグを生じないように調整することが、休日明けのパフォーマンスを落とさないポイントになります。
休日の就寝時間は確保したいが、中央時刻の差を少なくするという場合は、休日の就寝時間自体を前倒しして、なるべく平日とのラグが生じないように調整していくしかありません。
例えば 休日は午後10時には就寝して、午前10時まで寝ることにすると、睡眠時間はそのままで中央時刻は午前4時になるため、平日とのソーシャルジェットラグが生じにくい状況を作ることが出来ます。
就寝時間と起床時間を常に一定に出来るのがもちろん理想ですが、それが難しい方の場合はこのように調整することも選択肢の一つに入れて頂けると幸いです。
今回は「現代の休養の新常識」ついてお話させて頂きました。
寝ても疲れが取れない、日中に眠気が襲ってくる、もっと日々のパフォーマンスを上げたいという方は、今回の内容をぜひ参考に日々の睡眠にこだわってみて下さい。
今回はどちらかというと睡眠の量についてフォーカスしてお話しましたが、今後は更に詳しく質の部分にも触れて行こうと考えています。
健康はお金では変えない重要な資産です。
日々健康な状態で過ごしたい、身体への自己投資をしていきたい方にとって有益な情報をお届けできたら幸いです。
今後も筋トレ×健康の分野で、知っているだけで役立つ情報をお届けしたいと思っています。
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